2020年01月31日(金)06:38あっという間に・・・

前回のブログが12月・・・

あっという間に1月が終わろうとしています。

 

リレハンメルが終わってから、どうやったら海外選手ともっと戦えるようになるのか?

腕の使い方は?足の運びは?タイミングは?

「トライ&エラー」を繰り返しているうちに次のW杯の地であるドイツに来ていました。

 

年末年始は旭川で過ごしました。

雪は例年より少なかったのですが、北海道や本州でも雪が少なく大会が中止になったり、

場所の変更を余儀なくされたことを考えると滑ることができて良かったです。

 

今年は雪を中心としたイベントが中止になるなどニュースになっていますが、

改めて温暖化を感じてしまいます。

 

さて、本題に戻りますが、年明けは旭川で「スキーフェスタ大会」に出場してきました。

3年ぶりに優勝することができました。

もちろん勝つことが重要ですが、今年は苦手としている!?

本人は苦手だと思っていないのですが、単純に遅いスケーティングに少しだけ上達の兆しがみられてきました。

 

今までは脛が乳酸で動かなくんって、しっかり蹴ることができない。

進まないという負のスパイラルでしたが、「つま先側に体重をかけること」でしっかり板に使らを伝えるれているように感じます。

個人的には「良いキック」と「悪いキック」はキックした時に、

トップ(先端)とテールのどちらが高く上がっているかが重要だと思います。

「良いキック」の時はテールが高く上がっています。

逆に「悪いキック」の時はトップが高く上がっていることが多いです。

 

私はなぜテールが上がったほうが良いのかというと、次の足に体重移動をスムーズにするためには

テール側に体重がかかってしまうとできないからです。

Skate2020

もちろん、登りはなかなか難しいですが基本的にはランニングの「フォアフット走法」に代表されるように、

つま先側で力を伝えて回転数を上げるということは非常に重要だと思います。

 

そして旭川市~伊達市大滝区での雪上トレーニングを行ったあとは、

長野県白馬村で「日本障害者スキー連盟」主催のスキー教本作成の映像&取材でした。

 

撮影の様子を信濃毎日新聞に掲載していただきました。

撮影記事

1998年の長野パラリンピックがなければここまでスキーを頑張っていませんでした。

そして22年という月日が経過しても現役選手として活動できていることに感謝です。

 

教本の撮影では多くのスタッフ、関係者に支えられて行うことができました。

撮影(ドローン)
撮影(ドローン)

完成は今年の3月です。

仕上がりを楽しみにしつつ、明日からW杯です。

 

ノルウェーよりも納得する滑りができるように頑張ります。

昨日、今日とリレー&スプリントに出場してきました。

結果はリレー10位、スプリント6位でした。

 

リレーは4人でリレーするのですが、パラリンピックは規定の係数以下であれば誰でも滑ってよいというルールがあることから、

私は1走と3走を担当。

2走の選手が2.5㎞滑ってくる間が私のリカバリータイム。

 

つまり7分程度でもう1度私が滑るのです。

今までない試みだったので、「正直、タイムを落とすことなく滑れるか」不安でした。

でも、タバタ式トレーニング!?いやいや普段のトレーニングの成果!?なのか、

なんとか3秒のタイムロスで収めました。

 

そして、今日はスプリント。

予選5位で、準決勝3位通過。

3人しか上がれないのでギリギリです・・・

そして決勝は誰もかわし切れず6位・・・

 

昨日、今日と2日通じてわかったことが1つあります‼

 

平地遅い。スタートダッシュ遅い。

ダッシュが遅いのは短い距離では致命的です。

これは歳のせい!?と思ってしまいますが、

う~ん、よくよく考えてみるとスタートはいつも遅いではないか‼

むしろ最後の平地も‼

それを強化してきた‼はずですが、簡単にはいかないものです。

 

でも、レースの映像を見て、まだまだ修正できることはある。

と感じたからこそ伸びしろたっぷりです。

「一朝一夕」

だからこそ極めるのは難しい。

 

明日からはバイアスロン競技なので、私は帰国しますが日本チーム、まだまだ進化します‼

応援よろしくお願いします。

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まずはミックスリレーチームの岩本啓吾選手、出来島桃子選手、阿部友里香選手、岩本美歌選手。


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そしてオープンリレーチームのおじさん、佐藤圭一選手、川除大輝選手

2019年12月14日(土)07:23W杯リレハンメル(15㎞フリー)

結果は9位。

久々のスケーティングのレース。

いつもは脛がパンパンになる(脛パン)で撃沈・・・

というパターンでしたが、今回は大丈夫でした。

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今シーズンからスケーティングのイメージを変えた成果があったと思いますが、

他の選手が速い・・・

ピッチ、ストライド、まだまだ課題はたくさんです。

 

でもここが最低ライン。

あとは上がっていくだけです。

だから勝負はあきらめません。

だってスキーテクニックはまだまだ向上中。

 

あとは本当にピッチとストライドの問題です。

これが難しい。

明日も研究研究。

 

そして明後日のリレーに向けて板の選定をしてきます。

明後日は2回滑る予定なので体調を整えなければ‼

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